最終更新日 2024年10月24日
金利負担を常に考えておく
ビジネスローンを利用する時には金利負担を常に考えておく必要があります。
この金利負担はビジネスのサービス価格に添加することになるのかどうかも検討することが大切で、それまでと同じサービスを提供するのであれば、当然この金利負担分は収益から減る事になるという事を考えなければなりません。
一般的にはこの金利負担はサービス価格に乗せるという事をしますから、利用者が減ることになるわけで、ビジネスの拡張を考えている時には、このような事をすべきかどうかを常に考えておかなければならないという事です。
お金を借りると、それまでと同じように経営が出来るというわけでは無くなるという事を考えなければならないわけです。
金融機関はそのような事は説明することはありません。
今までと同じようにビジネスをしていく事が出来るように言うでしょうが、ローンを抱えてのビジネスというのは極めて困難になるという事を考えなければなりません。
ビジネスローンを抱えるという事の意味を考える
というのは、ほとんどの所が商売はギリギリのところでしているはずだからです。
自由競争のビジネスの世界では、利益を最大にしてサービスを提供にする事などまずできないはずです。
そのような事をすれば、同業他社にあっという間に顧客を獲得されてしまうことになり、自社の顧客など一人もいなくなってしまう事でしょう。
それぐらいに自由競争というのは厳しいものがあるのです。
それはどんなに経営規模が小さくても同様で、むしろ経営規模が小さいほど競争は激しいといっても良いでしょう。
シェアを一番持っているというところ以外は常に競争をしているわけですから、ここでビジネスローンを抱えるという事の意味を考えなければならないという事です。
金利負担という大きなハンディキャップを抱えても、それでも市場で勝つ残る事が出来るという目論見が出来るときにのみ利用できるのが、このビジネスローンだと考えるのが良いでしょう。
事業資金がピンチだからという事で借りる事のないように
大きなハンディキャップを背負っても勝てるという事は、何かの有意性があるという事が証明されている時だけです。
例えば既に大きなシェアを持っていて、更なる拡張を考えているというような時がこれにあたるわけです。
決して事業資金がピンチだからという事で借りる事のないようにしなければなりません。
これが負担が少ないものだというのであれば、事業への影響も少ないことになりますが、まずビジネスローンでそのような影響が少ないものは考えられます。
少しのように見えても価格が変わるという事は大きな違いとなります。
参考文献
