最終更新日 2024年10月24日
Contents
■交通事故の被害者は高確率で慰謝料がもらえる
どんな事故でも起きないほうがいいに決まっていますが、仮に交通事故が発生して被害者になった場合には高確率で慰謝料が貰えるようになっています。
運転していた自動車が事故のせいで凹んでしまった、強い衝撃で怪我を負ってしまったような場合には、まず間違いなく自動車の修理費や治療費に上乗せされるような形で慰謝料が支払われるからです。
当然ではありますがお金を支払うのは事故を起こした加害者側で、被害者側はたとえ被害を受けた段階でお金が無かったとしても慰謝料が後日振り込まれることから病院に行きやすくなるといった点も非常に重要だと言えるでしょう。
交通事故には自動車同士がぶつかってしまうものや建物などに運転のミスで当たってしまう自損事故、歩いている方や自転車に乗っている方にぶつかってしまう対人事故など色々な種類が存在していますが、加害者が被害者にお金を支払う部分はどの事故でも変わりません。
過失割り合いで金額が変わるのも事実ですが、被害を受けたのに一切の賠償がなされず泣き寝入りを余儀なくされることは今の時代なら少ないと言えるのです。
特に被害者側ではなく加害者側が自動車保険に加入していた場合には、保険会社からお見舞金という形で慰謝料が支給されることが多いので、加害者本人にお金がなくても被害者にまとまったお金が入ってくることが珍しくないのです。
■私が交通事故の被害者になった体験談
実は私も6年前に自動車事故の被害に遭ったせいで入院した経験を持っています。
その日は自宅から歩くと30分以上かかるスーパーマーケットにまで、健康目的で歩いていくことにしました。
普段はペットボトル飲料をよく買うため自動車で向かっているのですが、野菜やお菓子くらいしか買うつもりがなかったのも歩きの理由だったと言えるでしょう。
そしてスーパーマーケットの駐車場出入り口を横切ろうとしたところ、猛スピードで駐車場から出てきた自動車に轢かれてしまいました。
出入り口には誘導のスタッフの方がいつも居るので油断していたのでしょうが、スタッフの指示に従わず突っ込んできた車が私の身体に直撃したのです。
もちろん痛かったですし頭もコンクリートに打ち付けて出血してしまいましたし、買い物どころではなくなり大騒ぎになったことを今でも鮮明に覚えています。
そのまま病院に運ばれて頭を4針縫って、尾てい骨を骨折していたこともあり入院することになりました。
職場や家族に病院の方経由で電話を入れてもらったのですが、近しい人に心配をかけてしまい本当に申し訳なかったです。
骨折とはいえ軽度なものだったので痛み止めを飲めば歩けたために、病室を出て携帯電話で加害者が加入していた自動車保険会社の担当と直接話したことも記憶しています。
■事故の被害者は強気な態度でいたほうがいい
丁寧な言葉遣いをしていましたがお金を払いたくないという態度が透けて見えていたので、怪我と入院のせいでどれだけ仕事を休まなければいけなくなったか、職場や家族に迷惑をかけたのか、そもそも加害者からの謝罪の言葉が無いなど不満を羅列したところ、流石に相手も分が悪いと感じたのか入院費用とお見舞金など慰謝料の支払いを早急に準備すると約束してもらえました。
一切の非がないようなら事故の被害者は強気な態度でいたほうがいいことを、身を持って体験した出来事だったと言えるでしょう。
こちらも自動車保険に加入していれば交渉を代行してもらえたのでしょうが、私は免許を持っていないので当然自動車保険が無用で未加入でした。
つまり私が自分で慰謝料交渉も行わなければならず、他の方の実体験に比べたらスムーズにいったものの結構なストレスだったことを記憶しています。
交渉代行を弁護士や司法書士に任せるとあまりにもお金がかかるので、格安で代行を引き受けてくれるような業者があればいいのにとも感じました。
※参考:https://osaka-kotsujiko.com/263.html
先方が提示してきたお見舞金の内容に納得ができたのでそのまま受け取り怪我が治った頃に復職しましたが、たとえまとまったお金がもらえるとしても二度と交通事故になど巻き込まれたくはありません。
■交通事故での後遺症が残らなかったのが不幸中の幸い
単純に凄く痛いですし、最悪の場合生命の危険性すらあるからです。
私の場合は運が良かっただけで、同じようなスピードで突っ込んできた自動車に轢かれて命を失ったような方もいらっしゃるのだと想像すると背筋が凍るほど怖いです。
いわゆる当たり屋のようにお金目的で自動車の自分からぶつかりに行くような方も居ますが、私はそんなリスキーな行動は絶対にとれませんし車を運転することがない私ですらそんな真似をする方には反省してもらいたいと考えています。
交通事故での後遺症が残らなかったことと社会人としてのキャリアに大きな傷が残らなかったことは不幸中の幸いでしたが、やっぱり事故など起きないに越したことはありません。
ドライバーの方にはちょっとした運転ミスで人の人生を狂わせる可能性があることを忘れないでほしいですし、お金を払えばいいといった意識も持たずに自動車に乗ってもらいたいと、交通事故被害者のひとりとして強く願っています。